働くきっかけや成長できたこと、職場の雰囲気、
採用情報など様々に綴ります。

うぶやの人びと

富士の絶景と満点スマイル──若手客室係、楠さんのホスピタリティ

2023年入社|客室

楠 実姫

山梨県立塩山高校卒業。新卒入社2年目。在学中の3年間、学業の傍ら、大手ファーストフード店で接客のアルバイトを経験し、手応えを得る。卒業後も接客業を続けることを希望してうぶやに入社。「周りを笑顔にするのが大好き」という社交的な人柄で、得意技は一瞬で場を和ませる明るさ100%のスマイル。


格式が高く、おちゃめ。オンリーワンな社風に惹かれた

様々な企業があるなかで、就職先としてうぶやに興味を持った理由を教えてください。

楠さん:私は高校時代に3年間飲食店でアルバイトをしていて、日頃から様々なお客様と接することに慣れていたので、その経験を活かして卒業後もぜひ接客業に就きたいと考えていました。就職活動が始まり、多くの求人がある中で、うぶやに興味を持ったきっかけは、レクリエーションや社員旅行といった社内イベントが豊富で「とにかく楽しそう!」と思ったことです。そして、ホームページなどでいろいろ調べていくうちに、格式と楽しさが共存する個性的なうぶやの社風と「人生を祝い、人生を楽しむ」というコンセプトに惹かれて、ここで働きたいと思うようになりました。

選考時・面接時に印象に残ったエピソードはありますか。

楠さん:始まるまでは緊張していたのですが、想定よりも軽やかでフランクな面接だったので、とても安心できました。集団面接だったのですが、面接官の方々が、同席する支配人や若女将も含めて、皆さん気さくで柔らかい雰囲気だったので、こちら側も萎縮せずのびのびと発言できました。会話を弾ませているうちに気付いたら終わっていて。うぶやだったら皆さんと、こうやって楽しくコミュニケーションしながら働けるんだろうなと思ったことを覚えています。

入社の決め手はどんなことだったのでしょう。

楠さん:なんといっても、うぶやの雰囲気です。企業見学の際、社員の人がすごく優しくて、みなさんとてもよい人たちだったんです。他のホテルや旅館もいろいろ見に行きましたけど、働いている人たちの人柄・雰囲気の良さはうぶやが際立っていて、あたたかいムードが旅館内に溢れていました。だからこそ、型通りのサービスでなく、お客様の「人生を祝う」心からのホスピタリティが提供できるんだと感動し、私もここで「お祝い」に加わりたいと思ったんです。

客室スタッフの1日のスケジュール

客室係としての普段の業務を教えてください。

楠さん:客室係の業務は色々ありますが、お客様をじかにおもてなしするというのがその役割です。お出迎えから客室へのご案内、朝食・夕食の配膳、そしてお見送りまで。滞在中のお客様に安らぎと喜びを提供できるよう最善を尽くしています。

そしてうぶやの客室係の業務として重要なのが「お祝い」ですよね。私たちが富士山のコスチュームを纏い、くす玉を使った演出や写真撮影などで、お客様の人生の節目の大事なワンシーンを明るく楽しく彩ります。喜んでいるお客様のお顔が見られると、こちらもとっても嬉しくなります!

楠さんの1日

7:00

出勤・朝食準備

朝の制服に着替え、料理の数の確認など、朝食提供の準備を行います。

7:30

朝食ご案内・ご提供

担当するお客様をテーブルへご案内します。料理の提供、説明を行います。また、朝食後には食器の片付けを行い、夕食の準備としてテーブルセッティングを行います。

9:30

中抜け

仮眠したり、同期や先輩と一緒にランチや買い物を楽しんでいます。

15:30

出勤・夕食準備

着物に着替え、担当テーブルのカトラリーや食器の準備などを行います。

18:00

夕食ご案内・ご提供・お祝い対応

担当するお客様をテーブルへご案内します。料理の提供、説明、ドリンク作りなどを担当。フロントの女性スタッフと協力して、誕生日や記念日などのお祝いのお客様に、特別なおもてなしもします。

20:30

お祝いメッセージ

担当したお客様へのお祝いメッセージをフォトフレームに書き、翌朝お渡しできるよう準備します。

21:00

退勤

課題の先に成長がある、充実したうぶやでの日々

これまで仕事に従事するなかで、苦労や課題を感じることはありましたか。

楠さん:所作やしぐさ、言葉遣いなど、仲居としての礼儀作法を徹底するには、まだまだ経験不足だと感じています。普段から意識はしていても、先輩たちのような、歩き方から手指の動きに至る綺麗で洗練された身のこなしはできていません。また外国のお客様と接して苦労するのが英語でのコミュニケーションです。気品や語学力といった素養は一朝一夕に身に付くものではないなと、肩を落とすこともあります。

そうした課題は克服できそうですか。

楠さん:接客におけるマナーや礼儀作法、言葉遣いを学べる研修などもありますし、実際に素敵に業務をこなす先輩方の姿を観て、吸収していくしかないですよね。意識を高く持ち、日々精進するのみです! 英語について困ったときは、翻訳機を使ったり外国人スタッフや語学堪能な先輩などに助けてもらって、自分でも合間を縫って勉強しています。ゆくゆくは道具を使わなくても不自由なく外国のお客様をお世話できるよう、英語も少しずつマスターしていきたいです。

この仕事のやりがいについて教えてください。

楠さん:お客様の嬉しそうな姿を見ると客室係としてのやりがいを感じます。普段の業務はもちろん、とくに「お祝い」は日本の方も外国の方もみなさん本当に喜んでくれて、お礼のお手紙を下さる方もいらっしゃいます。お客様に仲居として寄り添って、お世話やお祝いをすることでこちらも笑顔や感謝を頂ける、とても幸せでやりがいのある仕事だと思います。

お客様と最も身近に接する客室係ですが、業務のためには他部署との連携も欠かせません。

楠さん:そうですね、多くのお客様へのおもてなしをスムーズに遂行するために、常日頃からフロント係や調理係など他部署とのコミュニケーションは積極的に行っています。社内イベントや部活動などで他部署の人たちと触れ合う機会も多く、お花見やカラオケをしたり、混成チームでスポーツを楽しむこともあります。部署や年齢にとらわれず、社員同士の関わり合いを大事にする会社の方針は、社内の風通しをとても良くしていると思いますし、このような交流は業務にも役立っていると感じています。

すべての笑顔に寄り添う、心尽くしの接客を目指して

ここで働くうえでこれから目指したい目標はありますか。

楠さん:うぶやの理念を体現するような、品格と愛嬌を兼ね備えた、素敵な仲居さんになることです。そのうえで、館内で生じるどんなシチュエーションにも柔軟に対応できる頼れる存在にもなりたいです。ひとくちにお客様といっても年齢や国籍は様々ですが、ここを訪れる方のひとりひとりに「来てよかった」と心から満足していただけるような、気持ちのこもったおもてなしを提供し続けたいですね。力不足でミスをしてしまうこともありますが、憧れの先輩たちの背中を追って、日々努力を重ねていくつもりです。

ここまで読んでくれた方へ、最後にメッセージをお願いします。

楠さん:本当にここ、うぶやは素晴らしい職場です。キラキラと輝く河口湖と美しい富士山。こうした絶景を間近にして働けるのは、とても贅沢なことだと思います。そして、ここにはいつでもサポートしてくれる優しい人たちがいます。私がそうだったように、周囲の先輩や仲間の助けを借りながら一歩ずつ成長していけるはずです。未経験の方でも安心して始められますよ。もちろん困ったことがあったら、私も力になります!

他のインタビュー記事を見る

PAGE TOP